石油精製の現場
石油精製・石油化学工場の原油から精製の工程では、原料や各工程で精製される可燃性ガスと各工程で発生する毒性ガスによる危険があります。事故を防止するために、各工程でガス検知器が使用されています。
石油精製・石油化学の現場
原油からの製造工程例を以下に示します。
各工程で、ガス検知器・警報器が使用されています。
各工程で発生した可燃性ガス・毒性ガスの漏洩によるリスクや、ガス検知器・警報器等の設置例をご紹介いたします。
>①原油タンク
>②常圧蒸留装置
>③減圧蒸留装置
>④接触分解装置（FCC）
>⑤残油の水素化脱硫装置
>⑥重質油熱分解装置（コーカー）
>⑦ナフサ脱硫装置
>⑧エチレン製造装置
>⑨芳香族抽出装置
原油タンク
運ばれてきた原油を保管する施設です。
施設は、地上、地中、洋上などに合わせた様々な構造があります。
危険性
原油タンクからの可燃性物質漏洩に注意が必要です。
原油には気化しやすい成分も含まれているため、可燃性気体の漏洩にも注意が必要です。
プラント全体の安全管理
・プラント全体の安全管理として、様々な境界モニターが使用されています。
・無線ガス検知部は、境界モニターの他にも広域エリアの監視や、仮設のガス検知器としてご使用いただけます。
