様々な研究分野で活用されるDF-01の測定実例をご紹介します。
未来を創る皆様の研究にも、是非ご活用ください。
吉村作治教授率いる早稲田大学エジプト調査隊は、2005年1月カイロの南約25キロに位置するダハシュールで、中王国時代後期のミイラを収めた未盗掘木棺を発見しました。
埋葬者はセヌウ(Snew)という名の軍事司令官でした。未盗掘のまま3800年もの永い眠りから覚めたミイラとミイラが付けていたマスク、そしてそれらを収めていた木棺は材質調査という観点から極めて重要とみなされました。
2005年8月、ミイラが保管されているカイロの南西約20kmのサッカラ倉庫にてDF-01による分析が行われました。
※詳しくは、アグネ出版月刊『金属』(宇田応之他, 金属, 77 (2007) No.2)をご覧ください。